日本酒について詳しくなろう

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日本伝統の飲み物、日本酒

日本酒の起源は、稲作が始まった頃にまでさかのぼります。文書に記録として米から作られた日本酒が登場するのは、713年以降に制作された『大隅国風土記』においてです。

古代の日本酒

古代の日本酒は、今のように水分が多いものではなく、ペースト状のものであったと推測されています。10世紀には現代の製法とそれほど変わらない方法で、現代の酒に近いものが作られていたようです。

日本の神話にも酒が登場することからわかるように、古くから酒は神への捧げものや儀式と密接な関係がありました。現代でも、皇室の祭祀の一つである新嘗祭では、古代の製法で作った酒が二種類供えられます。12世紀後半から始まる鎌倉時代になると、日本酒は広く流通するようになりました。自分で酒を造る酒屋が次々に登場しました。その後、時代と共に発展を遂げて現代に至ります。

日本では現在日本酒離れが進んでいると言われていますが、海外で日本食の人気が高まるとともにその市場を拡大しています。海外市場に目を向け始めた酒蔵も増えており、世界に進出し始めた日本文化がまた一つ増えたと言ってよいでしょう。